みよ通信

●ゅ●通信じゃないです。

福岡公演から見る、とある2曲の繋がり-Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~ 3

こんにちは

何とは言わないラジオのお便りが遂に読まれて舞い上がる中、部屋のエアコンがぶっ壊れて地獄のような日々を送っています。たすけて。


今回は"1"の記事の、空も心も晴れるから、とキセキヒカルについて。

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どちらも一応過去記事で触れたんですが、空も心も晴れるから、は余りにも雑な記事だったので引用を避けます。キセキヒカル、は表記警察になってました。

そして今回の記事も、オタクが勝手に妄想して書いたレベルの記事なので、暖かく見守ってあげてください。妥当性はそんなに高くありません。

先に結論を言うと、
起こそうキセキを!→空も心も晴れるから→キセキヒカル がパッと思いついたという事です。

では。流れを軽くまとめましょうか。

2期の流れ

2期をちゃんと覚えてる人は読み飛ばしてください。割と端折ってます。

2期1話にて、統廃合が現実味を帯びるという展開に対する千歌の言葉です。

起こしてみせる! キセキ(表記?)を絶対に!
それまで 泣かない 泣くもんか

起こそうキセキを!あがこう精一杯!
全身全霊 最後の最後まで みんなで輝こう!

つまり、主に統廃合阻止という"キセキ"を起こそう!ということでしたね。

2期7話では、6話でAqours WAVEを完成させたにも関わらず、統廃合が確定してしまうという出来事が起こります。2期1話での'キセキ"は千歌の涙が暗示するように起こらなかったわけです。

このままラブライブ!決勝に出るのかどうか、個々人で考えるべきという流れの後に流れたのが、空も心も晴れるから、となっています。

その後、浦の星の生徒たち(主によしみ・いつき・むつ)から以下のように言われます。

それだけが学校を救うってこと?
私たち、みんなに聞いたよ
千歌たちにどうしてほしいか、どうなったら嬉しいか
みんな一緒だった。
ラブライブ!で優勝してほしい。
千歌たちのためだけじゃない、私たちのために、学校のために。
この学校の名前を、残してきてほしい。
千歌たちしかいないの、
千歌たちしかできないの。
浦の星女学院 スクールアイドル Aqours
その名前を、ラブライブ!の歴史に、あの舞台に永遠に残してほしい。
Aqoursと共に、浦の星女学院の名前を。
だから、だから、だから、輝いて!

ラブライブ!決勝に出て、優勝してAqoursと共に学校の名前を残して欲しい。新たな光を見つけます。

その後、2期12話WATER BLUE NEW WORLDを披露し、13話において優勝した事とアンコールとしての青空Jumping Heartが流れます。

こんな感じでしょうか。

2曲の繋がり

今回は空も心も晴れるから、とキセキヒカル、の2曲をまとめて書こうと思ったんですが、その理由としては、繋がりがあるのかなと思ったからです。2曲になってないとか言ったらダメです。

長ったらしく語るのもアレなので、軽くまとめると、

  • 2期1話の起こそうキセキを!はキセキヒカル、のベースとなっており、2期1話における"キセキ"は主に統廃合阻止についてだった。
  • その"キセキ"は2期7話にて完全に潰えてしまう。2期7話挿入歌、空も心も晴れるから、が流れる
  • 2期7話において示されたラブライブ!優勝と輝きへの言及はラブライブ!決勝の2期12話-13話にて示された。
  • キセキヒカルは、青空Jumping Heartの後に披露された

ってことです。

つまり、
2期1話で描かれた起こそうキセキを!のキセキは2期7話で潰えて同時的に、空も心も晴れるから、が流れ

同時に7話において描かれた、ラブライブ!に優勝して学校の名前を残す、だから輝いて! の流れは、2期12.13話のラブライブ!決勝のWATER BLUE NEW WORLD-青空Jumping Heart(アンコール)によって成し遂げられて

"その後"

にキセキヒカル、がやってくるという(アニメで披露はされてません)繋がりがあるのかなと思いました。

これを裏付けるのはやはりライブの演出ということになります。やっぱ曲を聴いただけで分からない事はライブで補完するしかないんですよね、、
以下の2点

  1. 青空Jumping Heartの後に披露された
  2. 表情と仕草

まず、前者は先ほど述べましたね。
ラブライブ!決勝のアンコール曲、青空Jumping Heartの後にキセキヒカルはやってきました。
つまりラブライブ!優勝というキセキを起こした後の曲という位置付けだと考えられます。

後者は以下の歌詞です。

キセキは起こると知ったよ
あの頃の僕らへと 教えてあげたい

ここの仕草、表情がポイントです。
ここ、空も心も晴れるから、の仕草と表情と瓜二つなんですよね。
苦しそうな辛そうな表情とそれを示す仕草。
特に空も心も晴れるから、を歌い終えた後の表情や仕草とソックリでした。

この事から、空も心も晴れるから-キセキヒカルの繋がりが見えてきます。

あの頃 とは、2期7話、起こそうキセキを!のキセキが起こせなかった、キセキヒカル、ことはなかったと確定したあの頃だった可能性が高いと思いました。

こんな感じです。
やっぱり決め手は青空Jumping Heartの後に披露されたってことが大きいですね。
統廃合は確定しましたが、ラブライブ!優勝を成し遂げ、学校を救うという"キセキ"を起こすことができました。

ただし、キセキヒカル、なんですが、2期だけのお話じゃないと思うんですよね。
2番の歌詞、

ひとりからふたりへ
ふたりからみんなの中へ
ああ伝わってくれた夢の鼓動

ここら辺は特に1期1話を彷彿とさせる内容となってます。
つまり、ラブライブ!サンシャイン!!のTVアニメ1-2期の全体を貫いている曲だと思います。
ただし、2期が主に描かれています。

空も心も晴れるから

とまぁ今回は2曲の繋がりについて軽くまとめたんですが、福岡公演を経てどうしても触れておかなければならない事があったので個々の曲への言及をする事にしました。

それは福岡初日の公演の事です。
空も心も晴れるから、は2番終わりくらいから、花道→センターステージへと辿り着きます。

運良くもセンターステージに近い席だったので、センターステージに来る場合は肉眼で見えてたんですが、その時に、

千歌が白い羽を拾っていたんですよね。
ちなみにその羽は次曲のSKY JOURNEYで千歌の手から離れていきました。

この白い羽はまさに2期7話挿入歌、空も心も晴れるから、で描かれたそれ、に見えました。
けど福岡公演2日目ではなかったらしいですし、埼玉、大阪公演でもなかったと思うんですよね。

と思ったら、アレin this unstable worldの衣装の羽を拾った説が強いらしいですね、、、早く伊波さん言及してほしい。


《補足》

ニコ生で言及ありましたね。
やはり白い羽はin this unstable worldの羽を拾ったらしいです、すごい、、、、



また、アニメの方を補足説明的に言及すると
空も心も晴れるから、はちょうど境界線になっていますね。

統廃合が決まり、ラブライブ!決勝に出る事へのモヤモヤ感という絶望と

ラブライブ!決勝に出て、優勝してこの学校の名前を残して欲しい。だから輝いて!
という希望との。

まあここら辺もありがちと言えばそこまでなんですが、どん底にまで落ちた時に状況が好転するという事を示しているとも取れますね。極端にネガティブな状況になると状況は反転するってのは世の常です。

キセキヒカル

ブログで振り付けに触れすぎるのも良くないなと思ってるので、言及は最小限に留めます。
とはいえ、振り付けの意味がアレだこれだというのは先ほど少しやっちゃったので、個々の振り付けや歌詞の言及は別の媒体で行うつもりです。

今回は、動きの激しさという点に絞って考えていきたいと思います。

動きの激しさとは、まあそのまんま振り付けの激しさになります。実際キセキヒカルを福岡公演初日に見た時に思った事は、思ったより動きが激しいなと。多分みんな動きが激しいという点においては共感してくれると思います。
勿論、1番や2番の初めはそういう歌詞なので、激しい動きはあり得なかったわけですが。

この事の捉え方としては、先ほど述べた事が適用されるかなと思います。

つまり、結論を先に述べると、

キセキヒカルの動きの激しさは、Aqoursがあがいたその必死さ、輝きを見つけようと走ってきたことの反映である。

という事です。


2期のテーマ性として、統廃合問題、ラブライブ!、輝き、ってのは挙げられると思うんですが、これらは先ほど述べた曲の関係性とガッチリ合うんですよね。

2期1話において描かれた統廃合問題と起こそうキセキを!

2期7話において描かれた統廃合確定とその次、ラブライブ!決勝への言及

2期の12.13話において描かれたラブライブ!決勝とアンコール曲

そして、その後に披露されるキセキヒカル

連続性があります。

その道中の様々な困難、苦しみの中、あがいて走ってきた、という事が動きの激しさと関係してるように見えました。
つまり、サビの歌詞

迷いに揺れるこころ
それでも前を向いて
やまない雨はないと走って来たよ

という事です。
だからこそ、こういう歌詞を歌える、ようやく歌えるようになったと思ってます。



こんな感じですね。
キセキヒカル、は歌詞もかなり練られているなぁと一目でわかりますね。
個人的には、苦しみ、の直接的な反映が少ないなとは思いました。背景を見れば困難も見えてきます。
逐語的に考えてみるのも面白いかもしれません。

また、キセキ、とヒカル、に分けた時、

  1. キセキが起こる=キセキヒカル
  2. 起こったキセキが何らかの認知的な変化によってヒカル
  3. 奇跡の軌跡を紡いできた故に、ヒカル(カタカナ表記)

とか色々考えられますね。



僕も院試に受かるというキセキ、を起こしたいです。ひどい終わり方ですが、それでは。





P.S. キャラの胸中が振り付けに表れてるってのは結構多くて、例えば夏の終わりの雨音が、や、空も心も晴れるから、とかですかね。
詳しく聞きたい方はいくらでも語れるので声をかけてください。