こんにちは。みよっしーと申します。
ブログを書くつもりはなかったんですが、考えをまとめるためにブログを使おうと思います。
なので、読み手に分かりやすく、という点はあまり考慮しません。それでもよければついでに見ていただけると幸いです、、、
今回のブログ記事は、Saint Snowについてです。
始めに2つ断っておきますが、
1 Saint Snowをdisってるわけではありません。
2 これは僕の解釈なので、正解も不正解もありません。また、解釈を押し付けてる訳でもないのでゆるく見てください笑 (語調が侵襲的になるのはホントごめんなさい)
そこだけご理解のほどよろしくお願いいたします。
という事で、散々みんなが考察してきたと思いますが、僕の考えの整理の為に書き起こそうと思います。。梅田を歩き回って、正直足が痛いですが頑張ります。
- Saint Snow まとめ(読み飛ばしていいです。かなり手抜きしました。)
- なぜSaint Snowは、2期8話で失敗してしまったのか(読み飛ばしちゃダメです。)
- 函館でなぜDROPOUT!?を歌えたか(考察いっぱいされてるので見なくてもいいです。)
- 「勝ちたいですか?」と12話(見る価値はまあまああります)
Saint Snow まとめ(読み飛ばしていいです。かなり手抜きしました。)
※かなり雑です。読み飛ばしてください。
まず、Saint Snow が登場したのは1期7話、
東京という、沼津や内浦などの"外の世界"において登場しました。
神田明神での衝撃的な出会いは印象深いなーと。
そして、1期7話ラストにて、スクールアイドルであることが判明し(実際なんとなくわかってた)7話は終わりとなります。
8話においてはSaint Snowのパフォーマンスから始まります。SELF CONTROL!!を見事歌い切りましたね。
そして次に登場するのは1期12話。
千歌の「勝ちたいですか?」が印象的でした。
2期に移り、5話でCRASH MINDを披露したり、千歌と聖良が6話において通話していたりと、Saint Snowはそこそこに登場し続けてました。
そして8話、DROPOUT!?を歌えきれなかったSaint Snow。そこからルビィたち1年生の力も借り、Awaken the powerを歌いきりました。
そして10話では、Aqoursの特訓に助太刀し、12話では1期12話で千歌に言われたセリフをそのまま返します。Aqoursのステージを応援したりもしてましたね。
事実だけを並べるとこんなもんでしょうか。
それでは、本題に入ります。
なぜSaint Snowは、2期8話で失敗してしまったのか(読み飛ばしちゃダメです。)
はい、まずこの話題ですね。
とりあえずSaint SnowとAqoursのスタンスから、Saint Snowが失敗した理由を探りましょう。
まず、Saint Snowから、1期8話挿入歌のSELF CONTROL!!の歌詞を見てみましょう。
最高だと 言われたいよ
頂点しか ほしくないね
次は1期12話です。一部やり取りを文字に起こします。
千歌: 勝ちたいですか?
理亞: 姉様、この子バカ?
聖良: 勝ちたくなければ、なぜラブライブ!に出るのです?
と返事してますね。
以上の事から、Saint Snowは、ラブライブ!における"勝ち"や"優勝"にこだわりがある事がわかりますね。
一方Aqoursのスタンスはというと
(数えきれないほどあるので1期11-13話のセリフ抜粋)
千歌ちゃんにとって、輝くという事は、自分1人じゃなくて、誰かと手を取り合い、みんなで一緒に輝く事なんだよね
1番になりたいとか、誰かに勝ちたいとか、μ'sって、そうじゃなかったんじゃないかな
μ'sみたいに輝くって事は、μ'sの背中を追いかける事じゃない。自由に走るって事なんじゃないかな
輝くって、楽しむこと
これらのセリフから、輝き=楽しむこと、自由に走ることを重視していることが分かります。
どっちが好みか?と聞かれると、僕はAqoursの方かな〜と思います。
なぜなら、ラブライブ!だから。
アニメのこの世界では、楽しむ事やスクールアイドルをやりたいという気持ちが重視されていると思っています。
Saint Snowの在り方は1期12話の時点ではそれが描かれなかったというのがポイントとなると思います。(実際当時アニメ見ててなんやこいつらってなりました)(Saint Snowのスタンスを批判する意図はございません)
一次的なものとして、輝き、楽しむ、などが重視される世界において、勝ちたい、がそれらを差し置いて前に来てしまった。("勝つこと"が二次的な意味のまま前に来た)
故に、過去の3年生のように(いつかは)失敗をしてしまうわけですね(1期12話果南のセリフ参照)
さて、Saint Snowの失敗は起こりうるものと述べましたが、なぜ2期8話の"時"に失敗したか。いくつか理由が考えられます。
- 直前の姉妹の不和
これは2期8話で言及されてましたね。
それにちょっと、喧嘩してたみたい
心が繋がっていないと、ライブはまあ成功しないのはなんとなくわかっていただけると思います。
- 蓄積された負担
Saint Snowの曲の歌詞を見ると、所々ストイックな面が見られますね。
SELF CONTROL!!だと、
敵は弱い自分の影なんだと
弱い心はダメなんだと
これらの歌は、まあ観客に向けて歌われるものですが、Saint Snow自身にも当てはまります。例えば、MIRACLE WAVEなんてまさに2期6話の千歌に当てはまりますよね。
つまり、Saint Snowの歌詞は自分との戦い、自己に厳しい訳ですね(1期8話でのAqoursの甘さに現実を突きつけるみたいな役割もあるのかと)
それらを歌い切ってきた事で、重荷が蓄積されてしまってたというのが要因としてあげられるかなと。身体的な負担もありますが、主には心理的な負担です。
(8話でDROPOUT!?を歌う前の理亞の手の震えはそれもあるのかな〜と)
- DROPOUT!?の歌詞
これが一番言いたいことです。
以下、DROPOUT!?の歌詞となっています。
つかんだはずの光は 本物じゃなかった
必ず手に入れるはずの 輝きはどこにある?
空の色が見えないのに 輝きを感じてる
など、まあネガティブなワード満載ですよね。不穏っぽい。
これは、先述したAqoursとSaint Snowの比較から色々見えてきます。
Saint Snowの在り方は、ラブライブ!の世界において失敗をいずれ引き起こすものと説明しました。
その状態がまさに
"つかんだはずの光は本物じゃなかった"
ということかもしれません。
Saint SnowはSELF CONTROL!!やCRASH MINDを歌い続けることができていましたね。
しかし、あの世界での真の光、輝き、は、あのスタンスのSaint Snowには見つけられないわけです。その理由は先程も少し触れましたが、Saint Snowのスタンス、"勝ちたい"が前面に押し出されているから。Aqoursが持っている一次的な、純粋な欲を持っていると描かれなかったから(実際持ってたかもしれませんが)
故に"勝ちたい"のにいつかは"勝てない"時が来てしまう。DROPOUT!?の歌詞は現在の状況と暗い未来の暗示になっていたわけです。
さて。少し視点を変えましょう。
これらを伴うDROPOUT!?の"歌詞"を歌い切ってしまうとどうでしょうか?
歌詞を歌い切る=その歌詞が歌い手の身に纏う と僕は勝手に思ってます。
つまり、歌詞の意味がSaint Snowの2人にカッチリ当てはまってしまうということです。
すると、仮に、この場では勝つ(=歌いきれる)としても、重荷の蓄積という意味でも、"いずれ起こりある失敗"を膨らませつつ後に伸ばしたままにしてしまうということになります。
どんどんでかくなる爆弾を抱え続けてしまうのです(例えが下手すぎる)
しかも、DROPOUT!?という歌を"歌いきってしまう"=その曲の歌詞を身に纏い、確定させてしまってるわけです。するとその状態から元には戻れません。
すると、後々失敗した場合に、2期8.9話で描かれたような"救い"が得られない可能性もあります。
目的論的な視点で見ると、
"何のために" DROPOUT!?を歌えなかったのか?→取り返しのつかない状態を避けるため、失敗しておくため、歌を身に纏ってしまわないようにするため、という。
そのようにも捉えられるのでは?と。(ちなみにこの考えは、某大学の院試過去問で、"目的性"をふまえた観点から見立てを行う事の長所を問う問題、から着想を得ました。)
ということが言いたかったねと。そう考えると失敗という言葉が適切なのか、と書きながら思いました。。
8話で失敗することで、Aqoursの1年生の力を借りつつ、(聖良と)理亞は立ち直る事が出来たということです。
このような意味でも、2期8話において、DROPOUT!?は歌えなかったと思います。
函館でなぜDROPOUT!?を歌えたか(考察いっぱいされてるので見なくてもいいです。)
HAKODATE UNIT CARNIVAL(以下、函館UC)では、初手DROPOUT!?でしたよね。僕は発狂してバチバチに高まりました。
ではなぜあの時歌えたか?
- アニメ軸
- 時間
主にこの2つから説明できると思います。
1 アニメ軸
函館UCでは、Aqoursの"ユニット"名義での参戦でしたね。
アニメにおいて、Aqoursのユニットが表れたシーンはほぼありません。TVサイズでは曲においてもユニット分けはなく、以下の画像の通り、ホワイトボードの磁石の色くらいです(だったはず、、)
※2期5話です。
つまり、アニメとユニットはほとんど関係が見られません(あるかもしれないけど少なくともほぼ描かれはしない)
しかし、Saint Snowはアニメで出てきてますね。
つまり、"アニメ軸"の世界線上を真っ直ぐ辿った世界≠函館UC なのかなと。
Saint Snowが登場する以上、アニメ軸に近いものはあったと思います。微妙な関係ですね。
2 時間
函館UCは、2期が終わって4ヶ月後くらいでしたよね。つまり、2期8.9話から4ヶ月以上は経ってる訳です。
2期8.9話を踏まえた結果、その数ヶ月後の世界では歌えるようになったという"変化"が見られるという事です。
このとき披露されたDROPOUT!?には、先程触れたような悪い意味合いは打ち消され、Saint Snowの2人は良い意味で歌いきることができたのかもしれないですね。
ちなみに。
3rd ライブでは歌わ(歌え)ないかなぁと思います。
アニメ軸ではSaint SnowはDROPOUT!?を歌えてないわけです。
しかも、アニメの流れと同時進行で3rdライブも進むはずなので、
アニメ世界での2期8話DROPOUT!?と3rdライブのDROPOUT!?は時間的に同時性が認められます。故にアニメ同様、歌わない、歌えないと思います(3rdで披露されたらなんかやります)
「勝ちたいですか?」と12話(見る価値はまあまああります)
さて、長ったらしくSaint Snowについて考えた後で1期12話と2期12話の
勝ちたいですか?
を考えてから記事を締めくくろうと思います。
1期12話では、千歌の問いに対して、Saint Snowの2人は上述したような返事でしたね。(何言ってんのこいつみたいな気持ちだったかもしれません。)
2期12話においては、そのSaint Snowの聖良から、逆に「勝ちたいですか?」と問われてますね。
問われる"時期"が12話にしてやってきたとも捉えられます。今までは、"勝ち"についてほとんど言及されなかったので。
Aqoursについて、"勝ち"があまり言及されてこなかったのは、
"勝ち"が一次的なものになるタイミングの問題
なのかなと思ってます。
"勝ちたい"を押し出したSaint Snowの在り方は2期8話を見れば分かります。(とは言っても1期12話から割と離れているのでスタンスが固定されていたかと言われると疑問ですねこれ、、)
Aqoursは、"勝ちたい"よりも、輝きや楽しむことを前面に押し出して来ましたね。
それ故に、最後の一押しになる"勝ちたいですか?"という"勝つこと"への問いが12話になってようやく問われる"時期"になったという事だと思ってます(あんま考えてませんでした)
さて、"勝ちたいですか?"と言われた千歌について。
そこで千歌は、確認の意味も込めて8人に聞いて行くと、ある程度共通の答えが返ってきていますね。
例えば、
楽しみたい
や
Aqoursとして
という言葉です。
ここで、1期11話、13話のセリフを思い出してみてください。
千歌ちゃんにとって、輝くという事は、自分1人じゃなくて、誰かと手を取り合い、みんなで一緒に輝く事なんだよね。
輝くって、楽しむこと
まあ見事に共通している事が分かっていただけると思います。
つまり、(みんなと)勝ちたい⇄(みんなと)輝きたい⇄(みんなと)楽しむ という両方向の矢印が生まれていると。
ここで初めて、"勝ちたい"という姿勢が楽しむ、という一次的なものとほぼ同一になるわけです。
(その他として、スクールアイドルをやりたい、などの、純粋な、内発的動機が挙げられますね)
Saint Snowの場合と比べると、
Aqoursは、輝きたい、楽しみたい、という一次的な動機の裏付けがあって初めて勝ちたい、が一次的なものとして認められる→決勝で歌を"歌い切る"事が出来て優勝した、という結果を起こしているとも言えますね。
ちなみに聖良の、
誰のためのラブライブ!ですか?
という問いに関しては、Aqoursとして、が答えだと思います。
浦の星を背負っているAqoursですが、誰よりもまず、自分たち、Aqoursとして"勝ちたい" という想いはやはり一次的なものとして必要なんじゃないか?と思いました(ここもあんま考えてなかったです、、)
さて、そろそろ読むのも書くのも疲れてきたのでこれくらいにします。トイレにこもって文章書いてました。
明日から3rd ライブが始まりますね。
絶対に、心に刻まれる公演になると思うので、楽しみに待ちましょう。
P.S. 初ブログで機能の使い方が分かりませんでした。色々雑で申し訳ないです。長文クソ読みにくい記事を読んでくれた皆さんありがとうございます。