平成最後の日に家族にオタバレをした件
こんばんは。
GWです。みなさん楽しくお過ごしでしょうか。
さて、平成最後の日の僕のブログは
オタバレ
の話です。
イベントについての話とか、劇場版についての話とかにしようと思いましたが、これになりました。
僕はラブライブ!が好きです。大好きです。
過去のブログも9割がラブライブ!関連のものだと思います。
好きなCPはりんぱな、ようちか、よしルビ、あたりです。
しかし、それを家族には話していません。
とはいえ、今日、昨日。4/29.30
ついに親にオタバレしました。
いや、しましたという言い方は正しくない。
オタバレを自ら進んでした。
そう、
僕はラブライバー ですと。
家族に開示した。
事の顛末と得られた教訓を後世のために記そうと思います。
結論から言うとまあバッドエンドです。
それでは。
この3年間について
僕がラブライブ!にハマってしまったのは3年前のGW、つまり3年前の今日くらいの時期です。
その当時僕は実験のレポートで鬱になっていましたが、韓国人の友達にラブライブ!を勧められてアニメを見たところ、
どハマりしてしまいました。
1期、2期と見てしばらく後で劇場版も見て
しかも夏からはラブライブ!サンシャイン!!のアニメ1期も始まるということでどんどん沼にハマっていき、どんどん好きになっていきました。
そして家にはグッズが増え、ライブに行き続け、といった風な生活を送ってました。
勿論色々変化はあったわけで、2017年のファンミや3rdライブなど、色々考え方や認識が変わっていきました。今年に入ってまた更に変わったり。
まあいたって普通のオタクになってました。どうしてこうなった。
オタクである事を言えないという事。
家族にはオタクである事を言えないままでした。
- オタク=キモいという風潮(事実)
- アニメを軽視する家庭
- それ故に家族がオタク趣味に理解を示さない
- 漫画やアニメを馬鹿らしいと思う父親
- 父性の強すぎる家庭
以上の理由から、ずっと家族には隠してました。
- 話したら気持ち悪がられるかもしれない。
- 理解なんてどうせ得られない。
- オタクである自分が恥ずかしい。
- キモい次男でごめんなさい。
”家に入れなければオタバレしないだろう"
この考えは正しかった。実際、兄が家に泊まりに来ようとした時には、愛媛に行ってると嘘をついたことがあります。
しかし、
- いつまでも隠し通すのは難しい
- そもそも隠す必要はないのでは?
- なぜ隠さなきゃいけないのか?
- 知らない事に対して偏見で捉えるのはおかしくない?
- 好きなことを隠さなきゃならないのはなぜ?
- なぜオタクである自分を恥ずかしいと思うの?
と色々考えて。
"親も分かってくれるだろう"
"受け入れてくれるだろう"
背後に隠れたバイアスに気づかないまま
こんな考えに至り、
ついに、
4月29.30日
平成最後の昭和の日、平成最後の日
家族を、自分の部屋に泊めることになりました。
(どうも大阪に"遠征"に来る宿として使うらしい)
ちなみに僕の部屋の様子はこんな感じです。
当日
大阪では、肉バルに行ったりお好み焼きを食べたりスイーツを食べたりイタリアンを食べたりと楽しく過ごしてました。イチゴ美味いな〜ってニヤニヤしてました
あの頃の自分を殴りたい。何を呑気に構えてるんだと。
そして、19時過ぎ
ついに家族が僕の家に。
最寄り駅で降り、雨の中先導します。
正直
オタクだったのかよお前w
って反応を予測してました。
そうだよw
って返すつもりで。
まあなんとかなるだろう、と物事を何とかなるで判断するよくない癖を発揮させました。
実際の反応は
無
でした。
何も言わない、言及しない。キョロキョロ部屋を見るけどため息をつくか黙ったまま。
あれ?
勘のいい自分は、想定外の反応に、その場を取り巻く違和感に気づいてしまいました。
母親は寝始めて、父親は風呂掃除。
妹は、漫画を読むか勉強をし始める。
そう。
誰もラブライブ!に触れようとしないのである。
1st〜4th ライブのポスターを貼ってる我が家
寝そべりだらけの我が家
声優雑誌で埋め尽くされた我が本棚
ザ・オタク な部屋で構成される我が家
しかし、
誰も深く言及してこない。
UOを見つけて、
「これオタ芸するの?笑 」
ってごく稀に言及してくるものの、
顔が引きつってます、分かる、分かるんですよそういうのは。
- オタク化してる…と引きつって笑いながらドン引きする妹
- マジで何も話さないか、ポスターを何度も見て何度もため息をつく父親
そして、
- Twitterをいじる僕
この空間は何?
僕の認識が甘かった。
家族の理解は到底得られそうにない。
気づいてしまったのだ、
家族が引いていることに。
心が折れる音がした。
大学院、バイト先で色々抱えていた最中
こんなこと。
しんどすぎわろた、とすら言えなくなってました。なあ誰か飲みに行こう()
今回の教訓
さて、
今回得られた教訓を結論から述べると。
- アニメ、オタク、への偏見は拭えない
- 都合良い考えは捨てよう
となります。
まず、アニメなどについて。
これは、周りの環境によります。
理解を示す人は示す
示さない人は示さない
僕の後輩に、アニメをバカにする人がいますが、そういう人は何を言ってもそもそも聞く耳を持たないと個人的に思います。アニメはキモい、という考え、偏見を捨てようとしません。多分。
勿論僕も何かしらをバカにしてる可能性はあるので強くは言えませんが。
そういう点で人は変わらない、変われないと思います。
変われというのも無理な話ですが。
某芸能人なんて特例なんじゃないのかと思います。
つまり、
偏見を捨て去ることは難しい
ということです。
元からある程度理解を示してくれる人は良いでしょう。
- オタク?キモいけどまあ好きになったなら良いんじゃない?
- そういうのも面白いよね
こんなこと言ってくれる人なら大丈夫。(聖人か?)
しかし、僕の家族はそうじゃなかった。
残念ですが仕方ない。
となると見せる訳にもいかない。一層話せなくなる。うう、、
そして、
都合いい考えは捨てた方が良いかもしれません。
常に最悪の想定をしてそれに耐え得る策を取るべきだと
それをしておけば最悪を押さえてるからどんな事にも対応できる
と思うことも大切だなと思いました。
世の中自分にとって都合いい考えを相手は持ってくれないぞと。
僕の場合は、オタクを隠し通すべきだったのかもしれません。時すでに遅し。
偏見と生きづらさ
もう少し話を拡大します。
個人的に
- オタク趣味は隠すもの
という意識が根底にあります。
それは、世間から見ると
- オタク趣味は軽視される
- 気持ち悪がられる
- 2次元に恋とかキモい
という風潮がある
と僕が認識しているからだと思います。
根拠もなく強気な事を言うと、
オタクやアニメ=キモい
という風潮は間違いなくまだある
と思ってます。
- ラブライバーは気持ち悪い
これはまあ実際そうだな〜と思うことが10000000000回くらいあるにしても、やはり納得できません。
環境要因、個人差が大きいとはいえ、
僕の場合は、
- 親がオタク趣味に理解なし
- オタクやアニメがキモいという風潮を強く認識してる
という理由から、
好きなもの、趣味を持つ自分を隠さねばならないという一種の生きづらさ
を感じてしまいました。
(社会的要因、環境要因で人の考えなんてどうとでも変わると思ってるので、その事自体は受け入れてます。理解できないのであればこの部分を読み飛ばしてください)
オタクである自分を恥ずかしく思ってる節はありました。
事実、依存は良くないと思いつつ多少依存してる自分もいて、
やはり、オタクでごめんなさい
という気分でした。
しかし、なぜ好きなものを好きと素直に表現できない、言えないのか
認められてもいいじゃないかと
市民権を主張したくなる時もあったけど
やはり現状を維持したまま前に進めない
現状に満足はしてないものですが
そんな毎日がこれからも続くんだろうなと思うとしんどいもので
家族の中では、僕は部分的にマイノリティ なんだな〜と思いました。
パッと思いつくのはLGBTでしょうか。一緒にするなと怒られるかもしれませんがまあそこそこ真面目です。
マイノリティである故に、マイノリティな自分、マイノリティであるその状態を恥ずかしく、ダメなもの、隠さないといけない(社会的に)と思ってしまう。
個人の意識、つまり生きづらいと感じるその認知を変える事も大切ですが
もう少し多様性というか
良くない偏見を持たず認めることに寛容に積極的になってほしいとふと思ったりしました。
アニメやオタクが広く認められなくてもまあ最悪良いので、
正確な理解に邪魔な偏見
くらいは皆が捨てされる、いや、その偏見に対して一歩踏み込んで批判的に考えられるような世の中になれば良いねと。
その事について事実としてほとんど全く知らないのに、イメージ、印象、偏見、に基づく否定的な評価を下しすぎる事に対して皆がもっと考えれば良いねと
切実に思います。僕も勿論気をつけたい。
ここでまあ偏見、がある根拠を示せてないことに気づきますがこれはいいでしょう(?)
割と偏見は減ってきてるとは思うしアニメも認められてきてるとは思うんですがまだまだだとは思ってます。
割と周りを見てると、そうしたアニメやら趣味やら、に寛容な両親ばかりで羨ましい限りですが、
そうじゃない場合をここで身をもって例示できた
としておきましょう。
まあ
そもそも、趣味に対して恥ずかしく思うなんて趣味に失礼だと。そう思うことは多々あります。
しかし、まあしょうがないでしょう。そういうこともある。
しかし、最後の、結論としてやはり思うのは
オタクは気持ち悪い。
だから偏見を持たれても仕方ない。
という、歪んだ見方、真実なのであった。
実際僕も気持ち悪い時はマジでヤバイと思います。
そんな自分を棚に上げて上述したような意見を述べて申し訳ないです。なんかもうどうしようもないのかも。
偏見がまだまだある趣味の家族への開示
という出来事から
そんな事を思いつつ、
今日もラブライブ!の楽曲を聴くのであった。
僕のオススメはGALAXY HidE and SeeKです。
P.S. 令和、からはオタクを開示していいかどうかの判断力をつけたいと思います。